新大阪駅の最寄り、西中島南方駅近くにある「峠」がオープンしてからはや一年半。 先日、「峠」が 第8回「インテリアプランニング・アワード2023」 特別奨励賞 を頂きました。構想を結実させた古川さんを始め、様々なお力を結集頂いた関係者の皆様、誠におめでとうございます! インテリアプランニング・アワードの審査評の中で、日経デザイン編集長の花澤裕二氏から、「インテリアプランニングの可能性を広げるような視点や取り組み」として評価頂けたことは大変光栄で、嬉しかったです。 「峠」はバーであり、ギャラリーであり、カフェであり、ショップであり、オフィスである空間。 オフィスでの執務から合間の休憩、仕事の後の一杯、ワークショップ、勉強会、忘年会を1つの空間で行うことができる。 このような空間を構想したのは、古川ちいきの総合研究所の代表である古川大輔さん。 この度、古川さんが長年温められていたこの複合空間のデザインに関わらせて頂いた。
そういえば、関東で生まれ育った私がまず体験した関西の地はやはり新大阪駅からの空間体験だった。 その新大阪駅にほど近い場所に、「峠」がある。 初期段階から、実現したいことと貸店舗の条件の間で思考錯誤しながら、ついにめぐりあえた場所。 この空間での活動が、広く落ちついた路上に連続できる場所に巡り会った。
これからも、このオープンな場所でさまざまな出来事がつながっていけばいいなと思う。